ライフスタイル

資格取得の旅で見つけた金の鍵: 継続の力

こんにちは、私の名前ははずけいです。39歳のシステムエンジニアとして、これまでの15年間で、基本情報処理技術者からプロジェクトマネージャー、ITストラテジストに至るまで、多岐にわたる資格を取得してきました。

今回は、わたしが長年勉強を続けて身につけた「継続の力」についてお話ししようと思います。

わたしが継続の力を感じたきっかけ、継続するコツ、継続の本質の応用について記事にしてみました。

ぜひ読んでみてください。

継続とは何か

私にとって継続とは「力をかけ続けること」です。

継続とは、単に繰り返し行うこと以上の意味を持ちます。それは、成長と改善の過程であり、時間をかけて小さな努力が積み重なり、大きな成果につながるプロセスです。

継続することで、私たちはコツを掴み、自信を築き、最終的には目標を達成する力を身につけます。

継続の力を実感する

わたしが継続の力を実感したのは、資格取得を初めて13年目のことです。

それまでに取得した資格は何度も不合格を繰り返し、やっとのことで合格を勝ち取るというものでした。

しかし、13年目に受験したプロジェクトマネージャでは、難関資格にも関わらず一発合格を果たしたのです。

しかもそれはまぐれではありませんでした。その後のITストラテジスト、システム監査技術者、ITサービスマネージャについても立て続けに一発合格することができたのです。

これは、わたしが試験のコツを掴み、効率の良い学習方法を体得し、学習を習慣化できたからに他なりません。

コツコツとやり続けて、大きな成果を得ることで、継続の大きな力を実感した瞬間でした。

継続のコツ

次にどうやったら継続できるようになるのか、そのコツについてお伝えしようと思います。

明確な目標を立てる

継続するためには、何か目標があった方が良いです。

新しいことを初めて、それを毎日やるのは苦痛が伴います。

苦しいと思った時に、なぜ自分がそれをやっているのか理由を見出せないとやめてしまう確率が高くなります。

例えば私の場合、英語ができるようになりたいとなんとなく英語の勉強をしてみましたが、ある時なんのためにやっているのかわからなくなりやめてしまいました。

明確な目標があれば、辛くなってやめたくなった時も、そのゴールを思い出しもう一歩を踏み出すことができます。

目標設定する上で2つコツがあります。

1つ目は、達成した時に自分が嬉しいと思う報酬があること。

私の場合、資格に合格した時にもらえる資格報奨金がこの報酬でした。

2つ目は、目標を紙に書いて壁に貼っておくこと。

毎日、資格的にそれを見て意識することで、継続の成功確率は大幅にアップします。

焦らない

継続するためには焦らないことも大切です。

目標を立て、毎日勉強すると決めたにも関わらずできなかった。

朝起きられなかった、やる気が起きなくて成果が出なかった、続けられない事情が発生した。

でもそれはそれでいいんです。焦らないでください。

有名スポーツ選手の「毎日⚪︎⚪︎をやり続けた」のような話を聞くと、1日も休んではいけない、毎日同じだけ前に進まなければいけないと思うかもしれません。

でも、わたしが継続することについて大切だと感じるのは、同じ距離だけ進むことではなく、同じ力をかけ続けることです。

朝起きられなかったとしても15分だけやる、やる気が出なくてもやる気が出ないなりに頑張る、事情があってできなかった場合も翌日からまた頑張る。

うまくいかないことで、焦ってしまう、自分を責めてしまう、結果としてやめてしまう。これが継続を妨げるいちばんの罠です。

とにかく、前を向いて進み続けることが重要です。うまくいかない時も前を見て進み続けるには、やはり明確な目標が大切です。

習慣化する

新しいことをやり始めて、それを継続するのは大変なことです。

しかし、ある程度継続することで習慣化し、それを続けることが楽になってきます。(一説には21日間継続すると習慣化できると言われています。)

誰もが習慣化してやっていることとして、歯磨きがあります。

完全に習慣化した歯磨きを苦痛だと思う人は少ないのではないでしょうか。むしろやらない方が苦痛だと思います。

では、新しいことをどうやって習慣化するのか。

一つのやり方として、すでにある習慣にくっつけるという方法があります。

わたしの場合、朝起きて勉強することが難しかったので、いつもより1時間早く起きて会社で勉強するようにしました。

つまり、「出勤する」という習慣とくっつけたのです。

1時間早く起きて、問題集を開くのは大変な苦痛でしたが、すでに習慣化した出勤を1時間早めるのはそれほど大変なことではありませんでした。

継続の応用

山口揚平さんの著書「1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法」 によれば、本質とは「応用が効く、時が経っても変わらない、シンプルである」の3つの要素を兼ね備えているそうです。

一度体得した本質は、他の分野に応用できるそうです。

わたしもこのことは実感していて、実際に2つのことで継続を続けています。

1つ目は株式投資です。毎月一定額を入金し続け、株を買い続けています。購入した株は毎年、配当金という形で私にお金を運んできます。

配当金も再投資する、複利の力を利用することで、私の資産は大きく拡大しました。

2つ目はチャレンジするということです。

私はもともと、恥ずかしがり屋で、失敗を恐れる保守的な人間です。もっとチャレンジできる人になりたいと思いました。

この時も、継続するという本質は利用できます。いきなり大きなチャレンジはできませんが、自分にできる最大限のチャレンジを繰り返すのです。

例えば、ちょっと恥ずかしいかなと思えるような色の服を着る。今までだったら尻込みしているような場面で発言してみるといったことです。

チャレンジを繰り返すことでより大きなチャレンジができるようになります。自分がチャレンジングな人間かと言われるとまだまだだと思いますが、昔の自分に比べると随分と変わってきています。

一度継続して、成果が上がるという経験をしているため、自分が継続のどのフェーズにいるかなんとなくわかるため、焦ったり、落ち込んだりすることがありません。

かけた力がこれくらいだから、成果はせいぜいこんなもんだよね。これを続ければいつか大きな成果になるよね。ということが肌感でわかります。

最後に資格取得を頑張っている人へ

勉強は筋トレと同じです。

筋トレを始めたばかりのヒョロヒョロの体では大きなバーベルは持ち上がらないでしょう。

しかし、来る日も来る日もトレーニングを続ければ次第にあなたの体は成長し、より大きなバーベルが持ち上がるようになるはずです。

勉強も同じです。勉強を始めたばかりの頃は効率的な学習はできず、成果もあまり上がらないでしょう。

でも、トレーニングを続けて勉強筋肉が成長すれば、同じ1時間の勉強で得られる効果も飛躍的にアップします。

どうしても欲しいものがあるなら、諦めずに継続すれば、必ずゲットできます。

だいぶ偉そうな記事を書いてしまいましたが、わたしもまだまだこれからの身です。

継続の力をうまく活用して一緒に成果を上げていきましょう!