28回受験したはずけいが解説|高度情報処理技術者試験に合格しよう!

はじめまして。システムエンジニア17年目、情報処理技術者試験を通算28回も受験してしまったはずけいです!

このページでは「高度情報処理技術者試験」に合格するための方法をどこよりもわかりやすく、丁寧に、解説しています。

わたしは新卒でシステム開発の会社に入社してから情報処理技術者試験を受け続けてきました。

今までに合格した情報処理技術者試験は下記になります。(取得順)

  • 基本情報処理技術者試験
  • 応用情報処理技術者試験
  • セキュリティスペシャリスト試験(現在の「情報処理安全確保支援士試験」)
  • ネットワークスペシャリスト試験
  • システムアーキテクト試験
  • データベーススペシャリスト試験
  • プロジェクトマネージャ試験
  • ITストラテジスト試験
  • システム監査技術者試験
  • ITサービスマネージャ試験
はずけい

エンベデッドシステムスペシャリスト以外は全て合格しました。社内では資格ハンターって呼ばれてます。

わたしが頭が良かったからこれだけたくさんの資格を取れたわけではありません。

試験を受け始めた頃は全く歯が立たずに悔しい思いをしました。

しかし、あきらめず何度も受験した結果、合格を掴み取ることができました。

さらにそれを何年も続けた結果、コツを掴み、最後の方はほとんどの試験を一発合格で取得できるようになりました。

この記事にはわたしが今まで長い時間をかけて取得してきたノウハウを余すところなく記載しています

合格までの道のりを4つのステップに分けて、わかりやすく紹介します。

資格を取得したメリットなど、QAにもお答えしています。

ぜひ、記事を読んで、高度情報処理に合格してください!

ステップ1:試験について知る

まずは、試験について知るところから始めましょう。

高度情報処理技術者試験とは、IPA(独立法人 情報処理推進機構)が実施している情報処理技術者向けの国家試験です。

IPAが実施している情報処理試験には4つのレベルがあり、高度情報処理はその最高峰であるレベル4に設定されています。

ちなみに、レベル1がITパスポート、レベル2が基本情報処理技術者、レベル3が応用情報処理技術者です。

応用情報までは1本道ですが、高度試験はその専門分野によって複数の試験が存在します。

はずけい

基本情報、応用情報が「広く浅く」だったのに対して、高度情報処理は「狭く、深く」なります。

次にどんな試験があるのかをみていきましょう。

どんな試験があるの?

高度情報処理は分野ごとに下記8つの試験があります。

ITストラテジスト試験(ST)

経営とITを結びつける戦略家

経営戦略に基づいてIT戦略を策定し、ITを高度に活用した事業革新、業務改革、及び競争優位を獲得する製品・サービスの創出を企画・推進して、ビジネスを成功に導くCIOやCTO、ITコンサルタントを目指す方に最適です。

出典:IPA公式の「ITストラテジスト試験」紹介ページ

システムアーキテクト試験(SA)

業務とITのグランドデザイナー

システム開発の上流工程を主導する立場で、豊富な業務知識に基づいて的確な分析を行い、業務ニーズに適した情報システムのグランドデザインを設計し完成に導く、上級エンジニアを目指す方に最適です。

出典:IPA公式の「システムアーキテクト試験」紹介ページ

プロジェクトマネージャ(PM)

ITプロジェクトの成功請負人 

プロジェクト全体の意思決定を実行し、品質・コスト・納期に全責任をもち、前提・制約の中でプロジェクトを確実に成功に導き、プロジェクトメンバを成長させるマネージャを目指す方に最適です。

出典:IPA公式の「プロジェクトマネージャ試験」紹介ページ

ネットワークスペシャリスト試験(NW)

ネットワーク社会を担う花形エンジニア

ネットワークの固有技術からサービス動向まで幅広く精通し、目的に適合した大規模かつ堅牢なネットワークシステムを構築し運用できるネットワークエンジニアやインフラ系エンジニアを目指す方に最適です。

出典:IPA公式の「ネットワークスペシャリスト試験」紹介ページ

データベーススペシャリスト試験(DB)

ビッグデータ時代に求められる、データ志向の担い手

企業活動を支える膨大なデータ群を管理し、パフォーマンスの高いデータベースシステムを構築して、顧客のビジネスに活用できるデータ分析基盤を提供するデータベース管理者やインフラ系エンジニアを目指す方に最適です。

出典:IPA公式の「データベーススペシャリスト試験」紹介ページ

エンベデッドスペシャリスト試験(ES)

IoT時代に欠かせない組込みシステムの腕利きエンジニア

スマート家電、自動運転などあらゆるモノがつながるIoTが進展する中で、ハードウェアとソフトウェアを適切に組み合わせて組込みシステムを構築し、求められる機能・性能・品質・セキュリティなどを実現する組込みエンジニアやIoT系エンジニアを目指す方に最適です。

出典:IPA公式の「エンベデッドスペシャリスト試験」紹介ページ

ITサービスマネージャ試験(SM)

ITサービスの安定提供を約束する仕事人

顧客ニーズを踏まえ、日々の継続的改善を通じて安全性と信頼性の高いITサービスを提供し、IT投資効果を最大化できるITサービスマネージャを目指す方に最適です。

出典:IPA公式の「ITサービスマネージャ試験」紹介ページ

システム監査技術者試験(AU)

独立した立場でITを監査する御意見番

情報システムにまつわるリスクを分析し、コントロールを点検・評価・検証することによって、組織体の目標達成に寄与し、利害関係者に対する説明責任を果たす監査人や情報システム責任者などを目指す方に最適です。

出典:IPA公式の「システム監査技術者試験」紹介ページ

試験の詳細についてはこちらで解説しています。

また、もう一つレベル4の資格として情報処理安全確保支援士試験というものがあります。

この試験は、情報処理のセキュリティに関する試験です。

試験に合格後、登録を行うことで情報処理安全確保支援士という国家資格が与えられます。

情報処理安全確保支援士試験について知りたい方は下記の記事をご参照ください。

試験の構成と、合格基準

高度試験は、午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱの4つの試験で構成されています。

4つの試験全てに合格することで晴れて合格となります。

各試験は60点以上で合格となります。(論述式試験はランクAで合格)

各試験についてもう少し解説します。

試験当日のスケジュールと試験内容

試験当日のスケジュールと、試験の内容は下記のとおりです。

午前Ⅰ午前Ⅱ午後Ⅰ午後Ⅱ
試験時間9:30〜10:20(50分)10:50〜11:30(40分)12:30〜12:00(90分)14:30〜16:30(120分)
出題形式多肢選択式
(四肢択一)
多肢選択式
(四肢択一)
記述式記述式、もしくは、論述式
合格基準60点以上60点以上60点以上記述式:60点以上
論述式:ランクA

試験内容についてもう少し解説しますね。

午前Ⅰ試験

試験時間は9:30〜10:20(50分)です。

四肢択一の多肢選択式、ようするに、4つの選択肢から1つを選ぶマークシート問題です。

問題数は30問です。

問題は全ての高度試験共通で、応用情報処理技術者レベルの問題が出題されます。

特定の条件を満たすと、そこから2年間は午前Ⅰ試験が免除(試験を受けなくても合格扱い)となります。

条件は以下の3つのうちいずれかとなります。

  1. 応用情報処理技術者試験に合格する。
  2. 高度情報処理技術者試験を受験し午前Ⅰ試験に合格する。
  3. 高度情報処理技術者試験に合格する。(午前Ⅰ免除で合格した場合もOK)

午前Ⅱ試験

試験時間は12:30〜12:00(90分)です。

午前Ⅰと同じく4つの選択肢から1つを選ぶマークシート問題で問題数は25問です。

問題は、それぞれの分野の専門知識を問う問題が出題されます。

専門的な問題になる分、午前Ⅰ試験よりも問題の難易度が上がります。

午後Ⅰ試験

試験時間は9:30〜10:20(50分)です。

試験の形式は記述式(問題文を読んで設問に答えるタイプ)の試験です。

3〜4つの問題のうち、2問を自分で選択して回答します。

午後Ⅱ試験

試験時間は14:30〜16:30(120分)です。

試験によって記述式と論述式に分かれます。

論述式は設問に従って、小論文を作成されそれがA〜Dの4ランクで評価されます。

試験の日程は?

試験は年に1回です。

それぞれの試験が、4月(春期)と10月(秋期)のいずれかに振り分けられています。

詳細は以下の早見表をご参照ください。

早見表

試験名略号試験日程午後Ⅱ形式初心者お勧め
ITストラテジスト試験ST春期論述式
システムアーキテクト試験SA春期論述式
プロジェクトマネージャ試験PM秋期論述式×
ネットワークスペシャリスト試験NW春期記述式
データベーススペシャリスト試験DB秋期記述式
エンベデッドシステムスペシャリスト試験ES秋期記述式
ITサービスマネージャ試験SM春期論述式
システム監査技術者試験AU秋期記述式×

試験にかかる費用は?

試験にかかる費用は下記のとおりです。

受験料:7,500円

参考書、問題集:3,000円〜10,000円

試験の詳細についてはこちらの記事でも紹介しています。参考にしてください。

試験についてある程度わかってきたら、今度はどの試験を受験するか決めましょう。

ステップ2:どの試験を受験するか決める

まずは8つある試験のうち、どれを狙うのか決めましょう。

当然ですが、どの試験を受けるかは人によって異なります。

初めての場合はどの試験を受けたらいいかわからないと思いますので、試験選択のポイントを3つと、仕事内容ごとのお勧め試験をお伝えします。

ポイント1:自分の業務に一番近いものを選ぶ

ポイントの1つ目は「自分の業務に近いものを選ぶ」です。

これは言わずもがなだと思いますが、鉄則です。

業務でやっているので勉強した内容が理解しやすく、また、勉強したことを業務に活かせるので一石二鳥です。

逆に、業務と全く関係ない試験はお勧めしません。

勉強しても理解するのにものすごく苦労しますし、業務にもあまり活かせません。

わたしも憧れから初期に業務と離れたネットワークスペシャリストに挑戦して非常に苦労しました。

ポイント2:年2回の受験チャンスを無駄にしない

ポイントの2つ目は「年2回の受験チャンスを無駄にしない」です。

これはすなわち、受験する試験を2つ選んで春と秋の2回受験し続けるということです。

そんな大変なことはやりたくないと思う方がほとんどだと思います。

年2回受験には以下のようなメリットがあります。

  • 単純に受験機会が2倍になるので、合格するチャンスが増える。
  • 午前1免除を維持しやすい。
  • 勉強のやり方がわかってきて、効率よく勉強できるようになる。

高度情報処理は高い壁です。

わたしの周りを見ると、すんなり合格する人もいますが、何年も取得できずにくすぶっている人もたくさんいます。

短期間で、合格を目指しましょう。

ポイント3:背伸びしてもOK

ポイントの3つ目は、背伸びしてもOKということです。

どういうことかというと、自分が今やっている仕事の上位の仕事の試験に挑戦するのは構わないということです。

例えば、今、プログラマーの仕事をやっている人が、システムアーキテクトに挑戦する。

プロジェクトリーダーをやっている人が、プロジェクトマネージャ試験に挑戦すると言った具合です。

わたしも、プロジェクトマネージャを一度もやったことがないのに、プロジェクトマネージャ試験に挑戦するのは、無理なんじゃないか、生意気なんじゃないかと思っていましたがそれは違います。

まず、プロジェクトマネージャをやったことがなくても、近くでその仕事を見ていれば十分に合格の可能性があります。

また、合格することができれば自信にもつながりますし、上司もあなたにその役割を任せたいと思うでしょう。

ステップ3:勉強する

受験する試験を決めたら、今度は勉強していきましょう。

学習計画を立てる

まずは、学習をスタートする前に計画を立てましょう。

学習計画を立てずに進めてしまうと、勉強不足の状態で試験に臨む確率が高くなります。

具体的には、下記3つを決めるだけで完了です。

  1. いつから勉強を始めるのか
  2. 1日の学習時間
  3. 何をどれだけやるのか

わたしのたどり着いた最適解をお伝えしますので、まずはそのままやってみてください。

いつから勉強を始めるのか

試験の4ヶ月前に学習をスタートしましょう。

1日の学習時間

毎朝早起きして1時間勉強するようにしましょう。

何をどれだけやるのか

  1. テキストをざっと流す。(1ヶ月間)
  2. 3年分の過去問を3周する。(3ヶ月間)

テキスト学習を1ヶ月やりましょう。

試験で学習する内容がどのようなものか全体像を把握することが目的です。暗記したり、深く理解する必要はありません。

※このテキスト学習を行うのはスペシャリスト系の試験のみです。スペシャリスト系とは、ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリスト、エンべデットスペシャリストです。

過去問を3ヶ月間やりましょう。

3年分が収録されている過去問題集を頭からやって、3年分を3周が目標です。

参考書を買う

次は、参考書、問題集を買いましょう。

問題集はどの試験も必須です。iTecが出している過去問題集がありますのでそれを買いましょう。

スペシャリスト系の試験は全て参考書があった方が良いです。逆にそれ以外の試験ではあまり必要ありません。

参考書は翔泳社のシリーズがおすすめですが、実際に本屋に行って自分がわかりやすいと思うものを購入するのが良いでしょう。

学習する

目標を書こう

実際に学習をスタートする前に一つだけやっていただきたいことがあります。

それは、目標を紙に書いて壁に貼るということです。

A4以上の紙に大きく「〇〇に合格する!!」とかいて、壁の一番よく目にするところに貼っておきましょう。

ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、簡単にできて効果が高いのでぜひやってみてください。

テキスト学習をやる

いよいよ学習のスタートです。

毎日、1時間早く起きて勉強していきましょう。

(スペシャリスト系のみ)テキストを1ヶ月間(30時間)ほどかけてざっと学習します。

過去問を解く

過去問の学習は、問題集の頭から順番に解いていきます。

※当然ですが、午前Ⅰ免除の場、午前Ⅰの過去問はやる必要がありません。

午前Ⅱ試験の学習ポイント

午前Ⅱ試験の学習ポイントは、時間をかけてもいいので、きちんと理解することです。

答えだけ読んでわかった気になっただけだと実力がつきません。

おすすめの方法は、理解したことを誰かに教えるつもりでアウトプットすることです。

この誰かというのは未来の自分です。

問題集の2周目にきた時には、改めて調べ直す必要はありません。

1周目の自分がまとめてくれた内容を読み直すだけで問題に回答することができます。

そのため1周目の午前Ⅱ問題は非常に時間がかかります。1問を終えるのに15分以上かかって、1日に数問しかできないこともあります。

終わらないのではないかと不安になるかもしれませんが、大丈夫です。

2周目は、1周目の自分がまとめてくれた資料があるのですいすい進みます。

午後Ⅰの学習ポイント

午後1問題は、自分で問題を解いた後、解説を見るというやり方でOKです。

一問解いて解説を確認するのに30分から60分かかるので、1日一問のペースで進めます。

午後Ⅱの学習ポイント

午後2問題は、試験が文章問題か論文問題かで異なってきます。

1問解くのに2〜4時間かかるので、数日に分割して勉強します。

文章問題の場合は午前1の時と同じく問題を解いて解説を見るというやり方でOKです。

私がデータベーススペシャリストの勉強をした時は、問題文を読みながら、答えられる問題が出てきたらその場で回答を作っていました。

論文試験の場合は、自分で論文を考えて書くということをやります。

「構想を練る、設問ア」「設問イ」「設問ウ」という形で1問を3日に分割して書くことが多いです。

ステップ4:受験する

受験申し込み

受験の申し込みは、忘れずに行いましょう。

申し込み日程は、下記の通りです。

  • 春試験申し込み受付期間:1月初旬〜1月末
  • 秋試験申し込み受付期間:7月初旬〜7月末

期間は1ヶ月程度です。

期間中に申し込みができないと受験できないので注意しましょう。

申し込み期間になったら、IPA公式サイト試験情報ページの「新着情報」欄に案内が表示されます。

自分の受験する試験を選んで、受験申し込みを行なってください。

受験申し込みは、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズに委託されています。

最初はアカウント登録が必要となりますので、画面の指示に従って登録、試験申し込みを行いましょう。

申し込みが完了すると、登録したメールアドレスに受験申し込み受付のメールが送信されてきます。

申し込み後は、特にやることはありません。

試験の2週間前くらいになると、受験票が送られてくるので、勉強しながら待ちましょう。

受験する

さあ、いよいよ受験です。

試験の前日までに、下記準備を済ませましょう。

  • 受験票に写真を貼る。
  • 試験会場を確認し、会場までのルートと、家を出る時間を設定
  • 持ち物の準備

試験日前日は早く寝て、試験日当日もいつもと同じように勉強します。

午前Ⅰを受験する場合は9時30分、午前Ⅰ試験免除の場合は10時50分試験開始です。

試験開始の15分前になると、試験の説明が始まりますので遅くとも20分前には着席しておくようにしましょう。

会場に到着した後も、試験を受ける教室を探したり、座席を探したり意外と手間取ります。

当日焦らないためにもさらに10分程度は余裕を見ておいた方が良いでしょう。

試験当日は当然ですが緊張します。

問題が難しくて、焦ってしまうということもしょっちゅう発生します。

試験当日に関してわたしからのアドバイスは一つだけです。

それは「実力を出し切ることに集中してください」ということです。

普段の勉強で実力がついていて、それを出し切ることができれば合格できます。大丈夫です。

合格できるか不安になると思いますが、その都度、実力を出し切るということを思い出して集中してください。

自分が勉強してきたことを全て出し切る、発表会のようなものだと考えましょう。

午前試験が終わると、昼食、午後Ⅰ、午後Ⅱ試験と続き、最後の午後Ⅱ試験が終わるのは16時30分です。

受験する前はとても長いと感じるかもしれませんが、しっかり勉強して、実力を出し切ることに集中していると1日の試験が本当に短く感じます。

試験後は、頭が疲労しているはずです。

家に帰ってゆっくりしましょう。

合格発表

最後はいよいよ合格発表です。

合格発表は試験の約2ヶ月後です。(春試験の場合は6月下旬、秋試験の場合は12月下旬)

合格発表の日程は、受験の申し込みの時と同じく、IPA公式サイト試験情報ページの「新着情報」欄に案内が出ますので、日程を確認しておきます。

発表日になったら、自分の結果を確認しましょう。

発表直後の時間帯は、サイトが混み合うので、少し時間をずらすのがお勧めです。

合格者の番号がIPAのホームページに掲載されます。

また、受験者マイページで得点の照会ができます。

わたしは20回以上高度情報処理技術者試験を受験しましたが、合格発表の時は毎回必ず緊張していました。

合格した方は思う存分喜びましょう。

残念ながら不合格だった方も気持ちを切り替えて、ぜひ、再挑戦してください。

合格した方には、合格発表の1ヶ月くらい後に合格証が郵送されてきます。

以上が、高度情報処理技術者試験を1つ取るための4ステップとなります。

Q&A

Q:試験で緊張して実力を発揮できないのですが

誰でも最初は緊張してしまうものです。

しっかりと準備をした上で、合格を意識しすぎないで、「実力を出し切る」ことに集中することで緊張を和らげることができます。

こちらの記事も参考にしてみてください。

Q:一番苦労した試験はなんですか

ネットワークスペシャリスト試験です。

6回目でやっと合格できました。

苦労した理由は3つです。

  1. 自分の専門外の分野だった。
  2. 高度情報処理初心者の頃に受験した。
  3. 試験の難易度が高い。

Q:高度情報処理技術者試験を制覇したいのですがおすすめの順番は?

人によりますが、下記の考え方を参考に順番を決めてください。

  • 春試験と、秋試験がと交互の順番になるようにする。
  • なるべく自分の業務に近いものから取る。
  • スペシャリスト系(自分の領域)⇨論文系⇨スペシャリスト系(自分の領域外)で取る

Q:基本情報、応用情報を飛ばして、高度情報を受けるのはアリですか?

個人的にはおすすめしません。

高度情報処理の合格の秘訣は午前Ⅰでつまづかないことです。

基本情報、応用情報を持っていないと午前Ⅰ試験でつまづいてしまう可能性があります。

Q:高度上処理試験に合格して良かったことはなんですか?

  1. 資格手当、資格報奨金がもらえる。
  2. 自己肯定感が上がる。
  3. 会社での評価が上がる。
  4. 勉強の習慣が身に付く。
  5. 次の資格につながる。