情報処理安全確保支援士試験に挑戦しようと考えている皆さん、こんにちは。私ははずけいと言います。IT業界で15年のキャリアを持ち、様々な情報処理技術者資格を取得してきました。今回は、情報処理安全確保支援士試験に合格するための効果的な学習方法と、試験のポイントについて紹介します。これから試験に挑戦しようとしている方や、興味がある方に役立つ情報を提供できることを目指しています。
概要
本記事では以下の内容について触れていきます。
- 情報処理安全確保支援士試験について
- 効果的な学習方法
- 午前2の勉強ポイント
- おすすめ教材
情報処理安全確保支援士試験について
情報処理安全確保支援士は、情報処理の中で基本情報処理、応用情報処理に次いで受験者数の多い人気資格です。私は制度改正前のセキュリティスペシャリスト試験に合格しましたが、現在は制度改正後の情報処理安全確保支援士試験が実施されています。詳細については、IPAの情報処理安全確保支援士試験のページを参照してください。
2023年から午後試験が1つになります
2023年の秋試験より、午後1と午後2の試験が統合され、新しい午後試験が実施されます。新しい試験は記述式で、合計150分の試験時間の中で4問のうち2問を選択して解答します。問題ごとの試験時間を比較すると、午後1が45分、午後2が120分、新しい午後試験が75分となります。このことから、新しい午後試験の難易度は午後1よりも高く、午後2よりも低いと予想されます。
効果的な学習方法
私が情報処理安全確保支援士試験に合格した際の経験や、他の高度情報処理試験に合格した経験をもとに、効果的な学習方法をお伝えします。
- 学習スケジュールを立てる 試験の3ヶ月前から毎朝1時間の学習を開始しましょう。ただし、午前1の免除を持っていない場合は、学習開始時期を1ヶ月前倒ししてください。
- テキストをざっと読む テキストは約10時間を使って流し読みし、試験範囲を把握します。
- 過去問を中心に学習 学習のメインは過去問題です。3年分の過去問を順番に解き、目標として3周することをおすすめします。
午前2の勉強ポイント
午前2の学習では、単に回答を見て理解したつもりにならないよう注意しましょう。テキストやインターネットで調査し、仕組みや概念を深く理解することが重要です。
また、正解以外の選択肢にも目を向け、わからない用語があれば都度調べてみましょう。学んだことや調べた情報は、ノートやブログにメモしておくことで、後で振り返りが容易になります。このようなアプローチで、午前2の試験対策を進めていくことがおすすめです。
おすすめ教材
効果的な学習には良質な教材が欠かせません。以下におすすめの教材を紹介します。
情報処理教科書 情報処理安全確保支援士
このテキストは、試験範囲を網羅しており、初学者でも理解しやすい解説がされています。10時間くらいを使ってざっと流し読みし、学習の基盤を作りましょう。
徹底解説 情報処理安全確保支援士 本試験問題 (本試験問題シリーズ)
過去問題集は、試験の傾向を把握するために非常に重要です。過去3年分を順番に解いていき、3周することを目標にしましょう。
まとめ
情報処理安全確保支援士試験に合格するためには、効果的な学習方法を知り、適切な教材を使用することが重要です。本記事で紹介した学習方法や教材を活用し、試験に挑みましょう。情報処理安全確保支援士の資格を取得することで、IT業界でのキャリアをさらに充実させることができるでしょう。頑張ってください!