わたしと情報処理

IT資格マニアが教える!資格取得の理由と効果的な学習法

IT業界で活躍するためには、専門的な知識やスキルを身に付けることが重要です。私は、システムエンジニアとして15年のキャリアを持ち、さまざまなIT関連資格を取得してきました。今回は、どのようにして資格取得に励んできたのか、そしてその効果的な学習法について紹介したいと思います。

資格取得の3つの利点

自分の付加価値を高める

資格を取得することで、対象業務の知識を持っていることが証明されます。会社内でのアピールや転職の際に役に立ちます。また、私の所属企業は資格保有者数をアピールすることで顧客に自社の技術力をアピールできます。

業務に役立つ知識を得る

実際の業務で役に立つ知識を得るためです。資格の勉強をすることで網羅的な知識を得ることができます。また、資格で勉強したところがふと業務で利用できることに気づいたりします。

自分のアドバンテージを得る

私のように資格を取り続ける人は稀です。私は情報処理技術者試験全てに合格することを目指していますが、そこを目指す人も少なく、そこに到達する人も少ないです。どんなことであれ、希少性には価値が生まれると考えています。

PMP試験が役立った3つのポイント

私が取得した試験の中で一番役に立ったのはPMP試験です。具体的に役に立ったと思えるのは以下の3つです。

考慮漏れがないか確認

1つの小さめな案件を進めていた時に、考慮に漏れがないか心配になりました。PMBOKのプロセスと見比べて、コスト、スケジュール、ステークホルダー、リスクなどそれぞれの項目を検目を検討し、全体的なバランスを見直すことができました。これにより、案件がスムーズに進むだけでなく、クライアントの満足度も高まりました。

オンデマンドスケジュールの手法を利用

PMP試験で学んだスケジュール管理手法を利用して、プロジェクトのスケジュールを効率的に管理することができました。特に、オンデマンドスケジュールの手法は、プロジェクトの遅れを最小限に抑えることができました。

アジャイルの考え方を活用

PMP試験では、アジャイルプロジェクト管理の考え方も学ぶことができます。私はアジャイルの考え方を取り入れることで、チームのコミュニケーションが向上し、プロジェクトの進捗がスムーズになりました。

役に立たなかったと感じた資格とその理由

私が取得した資格の中で、役に立たなかったと感じたものは、システム監査技術者資格です。ただし、全く役に立たなかったわけではありません。業務とは離れているため、直接的な役立ちを感じる機会は少なかったのですが、システム監査技術者資格を取得することで、システム監査の基本的な知識や考え方を身に付けることができました。これにより、自分の業務にシステム監査の観点を取り入れることができるようになりました。

また、私は情報処理技術者試験に慣れていたため、比較的短時間でシステム監査技術者資格を取得することができました。そのため、学習中に得た知識やスキルも限定的であったと感じます。しかし、それでもこの資格を取得したことで、他の情報処理技術者試験の資格と合わせて、より広い視野を持つことができるようになりました。これが、自分のキャリアにプラスになると信じています。

効果的な学習法とそのコツ

私が資格取得のために効果的だと感じた学習法は以下の5つです。

朝の時間に勉強すること

朝は一日の中で最も集中力が高い時間帯です。朝の時間を利用して勉強することで、効率的に知識をインプットできます。

毎日少しずつ勉強すること

資格取得のためには、継続的な学習が重要です。毎日少しずつ勉強することで、知識が定着しやすくなります。

学習したことをアウトプットすること

アウトプットすることで、知識の定着を促すことができます。例えば、学んだ内容をまとめたノートを作成したり、ブログにアップしたりすることがおすすめです。

掘り下げて調べること

資格試験では、表面的な知識だけでなく、深い理解が求められることがあります。自分が理解できない部分は、どんどん掘り下げて調べ、理解を深めることが大切です。

グループで学習すること

仲間と一緒に学習することで、励まし合いながら勉強ができます。また、お互いの疑問点や理解度を確認しあうことで、より深い理解を得られることがあります。

私の場合はSNSで同じような資格を取得する人たちをフォローしています。学習のやり方が参考になったり、刺激を得ることでモチベーションアップにつながります。

まとめ

IT資格は、自分のスキルや知識を証明し、業務に役立てることができるため、非常に有益です。効果的な学習法やおすすめの参考書を活用して、資格取得に励んでみてください。そして、資格取得によって自分のキャリアをさらに充実させていきましょう。