PMP

【PMP合格体験記 2022】3回目でなんとか合格、本当につらかった

システムエンジニア15年目のはずけいです。

わたしは今回、PMPという試験に挑戦し合格することができました。

最初の2回は不合格となってしまい、3回目での合格です。

この試験は私にとってはつらく、大変なものでした。

この記事は、PMPについて何も知らなかったわたしが、合格するまでの過程を書いた合格体験記です。

PMPがどのような試験なのか知りたい方、挑戦しようとしている方の参考になれば嬉しいです。

上司からの要請でPMPに挑戦することに

「はずけい君、PMP受けてみない?」

試験への挑戦は、上司からの1通のメールからスタートしました。

会社としてPMP資格保有者を増やそうとしていて、部として候補者を立てるが、挑戦してみないかとのことです。

わたしもPMPという資格の存在は知っていました。

プロジェクトマネジメントの難関資格で、受験するためにはプロジェクトマネジメントの実務経験が必要です。

わたしは「マネージャー」という立場で仕事をしたことがなかったので、自分には関係ないと思っていました。

改めて調べてみると「リーダー」の役割でもプロジェクトのマネジメント経験として認められるようで、わたしの業務経験でも受験可能だということがわかりました。

私はすぐ上司に「やります!」とメールしました。

この時の正直な気持ちは、「本当は今は受験したくないんだけどなぁ。」というものでした。

わたしは高度情報処理技術者試験の全てを取得することを目標としており、あまり別の資格には時間を使いたくなかったからです。

ただ、私を見込んで上司が声をかけてくれたこと、「失敗を恐れず挑戦する」という自分の行動指針から、二つ返事でOKしたのでした。

これまでに高度情報処理技術者試験を7つ取得し「どんな試験も時間さえあれば受かる」と自信を持っていたことも快諾した理由の一つです。

この甘い考えにより、後で地獄を見ることになります。

まずは、試験の下調べ

2022年6月、試験に挑戦することを決めた私はさっそく下調べを開始しました。

わかってきたのは以下のようなことです。

  • 試験時間は230分で、合計180問
  • 問題形式は4肢択一(4つの選択肢から1つを選択)がメイン
  • 試験日は決まっておらず随時開催、自宅かテストセンターで受験
  • 受験資格として大卒者の場合、36ヶ月のプロジェクトマネジメント経験が必要
  • 受験の前に35時間の公式なプロジェクトマネジメント研修の受講が必要
  • 受験時の費用はPMI入会金が10ドル、年会費129ドル、初回受験が405ドル(再試験は275ドル)
  • 3年ごとに更新が必要で、更新時に60PDUの取得が必要(60PDU:60時間の教育活動など)

受験の際にPMIへの入会は必須ではありませんが、非会員の場合受験費用が555ドル(再試験は375ドル)になるため、入会した方が費用は抑えられます。

まず思ったことは費用がとても高額だということです。

研修費用に加え、PMIに支払う金額だけでも455ドル(1ドル130円換算で)59,150円かかります。

資格を取得した後も更新費用がかかるため、個人ではとても受験できないと思いました。

一方で試験問題は4肢択一なら簡単そうだと思いました。高度情報処理の午前2問題に毛が生えた程度だろうと。

この甘い考えにより、あとで地獄を見ることになります。(2回目)

35時間研修はネットで提供している会社をいくつかリストアップ、比較した結果、アイシンク株式会社の「PMP試験対策講座」に申し込みました。(価格275,000円)

わたしは以下を絞り込む際の条件にしました。

  • 35時間の公式学習時間として認められること
  • 問題集の提供があること
  • 試験の申し込みサポートがあること
  • セミナー形式であること

試験の申し込みは、全て英語ですが、36ヶ月のプロジェクトマネジメント経験についても英文で提出する必要があり、サポートしてもらえると助かると思いました。

研修は、講師の方が講義をするセミナー形式のものと、ビデオや教材で自習するタイプがあります。

セミナー形式の方が費用が高いのですが、今回は費用を会社が負担してくれることもあってセミナー形式を選択しました。

計画を立てて、研修に申し込む

試験の下調べが終わったので、今度は計画です。

PMPの試験をいつ頃受けるかスケジュールを考えました。

なるべく早い時期に終わらせてしまいたかったのですが、10月にある情報処理技術者試験(エンベデッドスペシャリスト)と勉強期間がかぶってしまいます。

色々考えた結果、エンベデッドスペシャリストとPMP学習を同時進行することに決めました。

「2頭を追うものは一頭をも得ず」の典型的事例だなと思いましたが、失敗を恐れずチャレンジしてみようと自分でゴーを出しました。

今考えるとPMPを完全に舐めているなと冷や汗が出ます。

PMPの研修は7月のコースを申し込みました。研修は7時間×5日間で、週に1回くらいのペースで行われます。

開催日が全て休日のコースもありましたが、休みが5日間なくなるのは厳しかったので、平日のコースを選択しました。

仕事に穴をあけてしまい、チームメンバーには申し訳なかったのですが、事情を話して協力をお願いしました。

研修スタートまでは、自分で購入したテキスト(PMP試験 合格虎の巻)で予習を行いました。

ハードな研修と、試験申し込み

いよいよ研修のスタートです。

オンライン型のセミナーで、クラスの人数は30名程度でした。

研修の内容は4日間が講義で、最後の1日は模擬試験とその解説という構成です。

研修はとてもハードでした。

PMPの出題範囲(500ページ以上のテキスト)を4日間でやるので、ものすごいハイペースです。

各章ごとに、理解度の確認があって講師の方から受講生に容赦無く質問が飛んできます。

一瞬も気が抜けない研修でした。

5日間でPMPをぶち込まれた感覚です。

とても大変でしたが濃密で充実した研修でした。

5日目にやった模試では正答率70%、受講者の中では4番目の成績だったので、「これはいける!」と合格への手応えを感じました。

研修をオンラインのセミナー参加型にしてよかったなと思う点が3つありました。

  1. 重要ポイントが明確にわかる。
  2. 話し言葉から、内容を具体的にイメージすることができる。
  3. 質問されるので必死に理解しようとする。

研修4日目あたりで、試験申し込み用のワークシートを作成するように案内がありました。

試験申し込みの際に必要となる、自分のプロジェクトマネジメント経験を英語で作成します。

直近36ヶ月で自分がマネジメントしたプロジェクトごとに、その内容をまとめました。

アイシンク提供のサンプルでは、「立上げ」「計画」「実行」「監視・コントロール」「終結」の各プロセスごとに記載する形式になっており、わたしも同じように記載したのですがこれがとても大変でした。

英語にするのは自動翻訳ツールを使って少し手直しするだけなのでそれほど手間はかかりません。

アイシンクのワークシート作成担当の方に添削していただき、何度かメールでやりとりして完成させました。

勉強とは別に、ワークシート作成だけで10時間以上かかりました。

ワークシートが完成したので、試験の申し込みを行いました。試験日は8/30、試験会場は有楽町にある試験センターを予約しました。

試験は自宅と試験センターが選択できます。

試験センターの場合、ピアソンビューという企業が提供する会場で受験することになります。

関東の場合、受験会場は有楽町と新宿の2カ所で、予約は1ヶ月くらい先まではほぼ満席の状態となります。

1回目試験に向けて自己学習を続けました。

毎朝4時半に起きて、PMPの学習を1時間、エンデベッドスペシャリストの勉強を30分〜1時間やりました。

アイシンクで提供される、応用問題(25問✖️15セット)、模試問題(140問)、本番直前用の高難易度問題(25問✖️2)セットを3周しました。

1回目試験までの学習時間は、35時間の研修を含め96時間となりました。

8月の頭には同じクラスで研修を受けた方が合格し始め、講師の方から「合格者速報」としてメールで連携されました。

自分も早く試験を受けて合格して、合格者の一覧に名前を連ねたいと思いました。

1回目試験は不合格

いよいよ試験日当日となりました。

平日、朝8時スタートの試験だったので、仕事は午前休を取得しました。

有楽町の帝国タワーホテルに向かいます。

試験会場は18階のオフィスフロアの一角にある、ピアソンビューの試験センターです。

入室すると名前を聞かれ、注意事項が記載された紙を手渡され待つように言われました。

何の試験を受けにきたかはわかりませんが、すでに三人の方が受付待ちをしていました。

自分の番が来ると身分証の確認などの手続きを行い、バッグをロッカーにしまいます。

ロッカーに入れたバッグは試験終了までさわれなくなるので、飲食物はバッグから出してロッカーの手前に入れておく必要があります。

準備ができたら試験会場に入室します。

試験会場と言っても10席ほどの個人ブースにPCが設置されているだけの小規模なものでした。

入室時は、メガネチェック、ポケットチェック、ズボンの裾チェックがあります。

ここまでの流れは、研修の時に説明されていたので戸惑うことなくできました。

試験はかなり厳格に管理されているという印象を受けました。

席に着くと、試験官の方がPCを操作して、その後は画面の指示に従います。

チュートリアルで操作説明を受け、試験が始まりました。

PMPでは全180問の問題を、60問ずつ区切った3パートで実施します。

230分の試験時間の配分は自由で、1パート終わるごとに最大10分間の休憩が与えられます。

第一パートは長文の問題文を理解するのに時間がかかり、さらに全問題の見直しをしたため、試験時間を95分も使ってしまいました。

研修では第一パートは難しい傾向があり、試験時間を少し多めに使っても良いと聞いていたのでそれほど焦りはなく、残り2パートで巻き返そうと考えました。

残り2パートは時間に余裕がなく、全問見直しする時間が取れなかったので、一度問題を解いたあとは「見直しチェック」をつけた問題だけ見直しを行いました。

試験中は割とできている気がして、「少なく見積もっても7割は取れているだろう」と思っていました。

目の前の難しい問題に、合格できるかもという期待、いろいろなことが頭を駆け巡って、最後の60分はずっと自分の心臓がドキドキする音が聞こえていました。

試験の残り時間が0になり試験終了のメッセージが表示されました。

確認ボタンをクリックすると、ローディングの後画面にメッセージが表示されました。

「残念ながら合格しませんでしたが、気を落とさないでください。誰でも一度で合格するわけではありません…」といった文言で、自分が不合格だったことを知りました。

一瞬、崖から突き落とされたような気分になりました。

ショックでしたが、すぐに冷静さを取り戻し、試験官の方に試験終了を伝え、試験室を出ました。

受付ではすぐに試験結果をプリントして渡してくれます。

以下のような記載がありました。

Your Overall Score Performance:Fail
People:Above Target
Process:Needs Improvement
Business Environment:Below Target

PMPの問題は「人」「プロセス」「ビジネス環境」の3つのドメインに分類されそれぞれの出題割合も決まっています。

人(チームをリードするスキルと活動):42%
プロセス(技術的側面としてのマネジメント・プロセス):50%
ビジネス環境(組織戦略との関係):8%

結果を受け入れ「次こそは必ず」と思いましたが、足取りは重く、空の雲は低く、何かに押さえつけられているような気分でした。

講師の方に不合格をメールするのも気が重かったです。

1日後くらいにPMIのサイトから試験結果を確認できるようになっていました。

自分の得点は合格ラインの少し下だったようです。

「惜しかった、次は必ず合格しよう」と思いました。

反省と勉強

試験の後、まずは振り返りを行いました。

合格できなかったのには2つの大きな要因があると感じました。

一つ目は、時間に振り回されてしまったことです。

時間に余裕が無く、また、自分がどれくらいの時間を使っているかわからなかったので、試験中は頻繁に残り時間を確認していました。

集中力が途切れ、焦ってしまうのでこれはよくなかったと思います。

二つ目は、プロセスの理解が浅いということです。

試験結果では「プロセス」が「Needs Improvement」となっており、強化が必要だと感じました。

エンデベッドスペシャリスト試験の方はあきらめて、PMPに注力することにしました。

会社に多額の費用を負担してもらっており、この試験はわたしにとって「絶対に負けられない戦い」でした。

再試験は9月26日を予約しました。

上司に相談したところ、再試験の費用も会社側で出していただけることになり、ありがたかったです。

再試験に向けた勉強では主に以下のことをやりました。

  • アイシンクテキストの読み直し
  • アイシンク問題集のやり直し
  • 「PMP試験 合格虎の巻」の章末問題と、模擬問題
  • アジャイル実務ガイドを読む

問題を解きながら知識(特にプロセス)を深めることを意識しました。

具体的には、解説を読み、関連する用語や領域についてテキストやネットで調べてノートにまとめました。

また、問題を解くときはストップウォッチを使って時間を計測し、1問を1分以内に回答できるように体に覚えさせました

この頃は、研修の同じクラスの中から合格者が続々と出てきて、講師の方からその喜びのメールが連携されました。

試験問題を他人に教えるのはPMPの規約違反になるので、試験内容の連携はありませんが、合格した方がどのくらい勉強したか、どんな勉強をしたかといった情報は参考になります。

自分も頑張らなければと思う一方、不合格の自分にとって合格者の喜びのメールはつらくもありました。

1回目の不合格の後、追加で41時間勉強しました。

前回試験の時よりも1段と理解が深まり、今度こそはいけると確信しました。

2回目も不合格

2回目の試験会場も有楽町の試験センターです。

試験開始は8時でしたが、7時前に着いてしまい、まだドアに鍵がかかっている状態でした。

一番乗りで試験開始です。

2回目ということで落ち着いて問題に向き合うことができて、時間に関しても時計をあまり気にすることなく進められました。

ただ、全問見直す時間はなかったので、自信のない問題に「見直しチェック」をつけてチェックした問題だけ見直しました。

ギリギリで不合格だった1回目よりもできていると感じたので、今回は受かるだろうと思いました。

試験終了の後、前回と同じようにローディング画面の後に文言が表示されました。

前回と全く同じ文言だったので、表示された瞬間に不合格だとわかりました。

まるで前回の追体験をしているようでした。

すぐに席から立ち上がり、試験結果を受け取って試験会場を後にしました。

「え、不合格?なんで?」そんな気分でした。

試験レポートが作成されるまでは、「試験結果が間違っていました」とメールがくることさえ期待してしまいました。

試験レポートを見ると前回と全く同じくらいの点数で不合格となっていました。

この後、いったい何を勉強すれば良いのかわからなくなってしまいました。

反省と勉強

2回の不合格で絶望的な気持ちになっていましたが、わたしにはやめるという選択肢はありませんでした。

わたしは3回目試験を最後のチャレンジにすると決めました。

PMP試験は受験可能となってから有効期間中(1年間)に3回まで受験できます。

3回とも不合格になった場合は、最後の不合格から1年間は受験できなくなります。

受験料が高過ぎて、個人で試験を受け続けるのは無理でしたし、合格できる見込みもないまま、会社に費用負担をお願いすることはできませんでした。

最後の試験に落ちた時のことも考えなければなりませんでした。

このまま試験に合格するためだけの勉強をしてしまっては、3回目も不合格で終了となった時、自分には何も残らないと感じました。

不合格になった時「PMIは認めてくれなかったが、自分にはPMPの実力がある。」そう言えるようになろうと思いました。

「資格の肩書きを求めるのではなく、それを名乗れるだけの実力を求める」いつもわたしが資格試験を受ける時に大切にしている考え方です。

絶対に合格するという思いが強すぎて二の次になっていましたが、最後の最後で図らずもその考え方に立ち戻ることになりました。

もちろん、合格を諦めたわけではありません。

机の前に「PMPに必ず合格する」と紙を貼りました。

0.1%でも合格の可能性が高まるならなんでもやろうと思いました。

勉強については、合格者の方がどんな学習をしているか再度情報を集めました。

また、どうやったらPMPとしての力をつけられるかということも考えて勉強しました。

実際には以下のようなことをやりました。

  • プチまな問題集(基礎編、合格編)をやる。
  • PMPの試験対策本をもう一冊やる。(PMP完全攻略テキスト)
  • 49プロセスをもう一度学習しまとめ直す
  • イトーダさんのyoutube動画を見る。(PMP関連の動画を配信している方)
  • 関連書籍を3冊読む。(PMBOKはじめの一歩、アジャイルサムライ、SCRUM BOOT CAMP)
  • アイシンクの補講に出る。
  • PMBOKを学習に取り入れる。

学習方法については、下記に別途まとめています。

アイシンクでは試験の不合格者を対象に半日の補講をやっていただけます。(1回目の不合格の時は自己都合で参加できませんでした。)

一緒に補講を受けた方は、講師の方の質問に対する受け答えがとてもしっかりしていて、優秀な方ばかりでした。

ちょっとだけ劣等感を感じつつも、「こんな優秀な人たちも落ちるんだ」と勇気づけられました。

3回目試験は12月23日で予約しました。決意も込めて最後の受験料は自分のお財布から支払いました。

試験直前はどの問題集をやっても、8割以上正解できるようになっていました。

実力がついたことを実感しつつも、試験日が近づくにつれ、不安は大きくなり、試験が怖くなっていました。

特に試験の1週間前は、あのローディング画面の後の不合格通知を何度も思い出し、次回も同じ画面を見ることを想像してしまいました。

一人の時に思わず「怖い」とつぶやいてしまうこともありました。

一方で、最後の試験日は自分の人生で最良の日になるとも思いました。

真剣に取り組み、追い込まれて、これほどの気持ちになることはなかなかありません。

合格したときはもちろん、不合格したとしてもその大失敗は自分にとってとても価値があると感じました。

6月時点では、こんなことになるとは夢にも思いませんでしたがPMPに挑戦して本当に良かったと思いました。

2回目試験から3回目当日までの勉強時間は108時間となりました。

3回目試験でついに合格!

3回目試験では前回までと2つやり方を変えました。

一つ目は、全問の見直しをするようにしたことです。

前回は、自信のない問題に「見直しチェック」をつけてその問題だけ後から見直していたのですが、時間をかけた割には得点につながっていないと感じました。

また、模擬問題をやっている時、単純な見落としや勘違いで落としているものがいくつかあり、こちらをケアした方が点数は伸びると思いました。

実際に本番でもケアレスミスで落としそうなものを5問ほど救うことができました。

二つ目は、問題や解答でわからないものがある時は英文を見るようにしたことです。

英文を見るということは講師の方からも再三アドバイスいただいていましたが、今までは時間的に余裕がなくて一度も見ていませんでした。

問題は正確に訳されていますが、細かいニュアンスなどが表現しきれていないことがあります。

何を言っているのかわからないときや、残った選択肢2つがどちらも正解に見えた場合などは英文を見て判断しました。

試験は割とできている気がしましたが、1回目と2回目はそのように感じて落ちたのでで全く安心はできませんでした。

試験の最後の方は不合格が表示される不安が何度も襲ってきましたが、その度に振り払って最後まで試験に取り組みました。

第三パートの40問まで見直したところで時間切れとなりました。

試験終了後に表示された結果は前回と同じフォントで、一瞬ダメかと思いましたが、よく読むと「おめでとうございます。合格しました。」と書かれており、合格したことがわかりました。

一気に力が抜けて、天井を見上げました。

合格の喜びよりも、終わったという安堵感の方が強かったです。

受付で結果の紙をもらうと、下記のようになっており、試験の出来栄えも良いことがわかり嬉しかったです。

People:Above Target
Process:Target
Business Environment:Above Target

家に着くと、段々と喜びが大きくなって、試験結果の紙を何度も見返しました。

講師の方にも合格の報告とお礼のメールをしました。

親身になって最後までサポートいただいたので、合格の報告ができて本当に良かったと思いました。

翌日試験結果を確認すると、前回の試験から点数が大幅アップしていました。

「Above Target」に一歩届かなかったのは少し残念ですが、努力が報われました。

合格後しばらくするとPMIのサイトから合格証がダウンロードできるようになっていました。

最後に思うこと

今回は家族はもちろん、上司、同僚、講師の方、いろいろな方に協力いただいて合格することができました。

感謝すると共に、合格の報告ができて本当によかったなと思います。

いろいろな人に助けていただいた分、プレッシャーも大きなものとなりました。

とてもつらかったですが貴重な経験でした。

壮絶な体験も、試験が終わって半月が過ぎた今、段々と過去のものになりつつあります。

この熱い気持ちが冷めないうちに記事にしました。

もしかすると1回目試験で、サクっと受かっていた可能性もありますが、そうはならず、最終的に合計245時間も学習することになりました。

長期間学習を続けて習得した知識は、これからの実際に業務に活かし、より精進したいと思います。

以上です。

長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。