PMP

PMP試験でテキストに書いていないけれど大切なこと

PMPに挑戦し、3回目でやっと合格できたはずけいです。

PMP試験ではテキストに書いていない(もしくは強調されていない)けれど、重要なポイントになるものがあります。

それは、実際の現場での常識であったり、PMIイズムと呼ばれるPMIが良しとする考え方であったりします。

明確な定義がなくニュアンス的としての側面が強いものです。

習得するためには、たくさん問題を解いて、さまざまなケースから感覚的に理解を深めていきます。

この記事では、そういったテキストには書かれていないけれど大切なことをピックアップして記事にしてみました。

あくまでわたしの個人的な考えだということをご承知おきください。

まず確認する

さまざまな状況で、最優先すべきは「まずは確認する」ということです。

例えば、スケジュールが遅延している場合、すぐにリソースを追加したり、計画を変更するのではなく、状況確認が最優先です。

自動車教習所では、ハンドル操作、ブレーキ操作の前にまずは周りをよく見ることが最も重要だと教わりましたが、これと同じことかなと思います。

トレーニングが優先

メンバーの実力が不足している、チーム内で必要な知識が足りていない場合、まずはトレーニングで既存メンバーの実力を上げて解決できないかを考えます。

メンバーを入れ替えたり、知識のある人を外から連れてくる前に、まずはトレーニング優先です。

問題を無視しない、ごまかさない、先送りしない

プロジェクトマネージャは問題に真摯に向き合う必要があります。

何か問題が発生した際に、問題を無視したり、ごまかしたり、意味のない先送りをするのはNGです。

PMP試験では、このようにプロジェクトマネージャとしてふさわしくない行動の選択肢は真っ先に排除できます。

関連する知識として「PMI 倫理・職務規定」があります。

こちらは、PMIが公式に宣言しているプロジェクトマネージャとしてのあるべき姿ですので一読しておきましょう。

承認された変更は必ず実施される

承認された変更はそのまま実施されるのが原則です。

変更管理委員会(CCB)で承認された後、クレームや反対意見が上がったとしても基本はそのまま実施されます。

これをもう少し大きくとらえると「システム(あらかじめ定められた仕組み)に従う」と言うこともできます。

エスカレーションは最後の手段

PMPではエスカレーションは最後の手段と考えるのが良いです。

日本の職場では、まず「ほうれんそう」ということを教わるので、問題が発生するとすぐ上司に相談したくなりますが、PMPでは注意が必要です。

プロジェクトマネージャは、自分で解決策を見出して実施するというのが基本的な考えです。

エスカレーションはどうしようもない時や、自分の権限の範囲を超えているときに行います。

コンフリクトが起こったら議論を尽くす

コンフリクトの対処法としていくつかありますが、一番望ましいとされているのが、「協力や問題解決」です。

これは、当事者同士でとことん話し合って、お互いにWinWinとなるような解決策を探すというものです。

きちんと「対峙・対決」するということでもあります。

PMPの問題では「言い争いを続けさせる」といった一見間違っている選択肢が正解になる可能性があるので注意が必要です。

チームのことはチームに決めさせる

チーム内での問題やチームの方向性はチームに決めさせるのが基本です。

これは、アジャイル限定の話になるかもしれません。

チーム憲章や行動規範を作成してチームのルールを決めるのも良いやり方です。

マネージャはサーバントリーダーシップ(召使い)を心がけて、チームを助けます。

指示を出しすぎないように注意します。

アジャイルでの進捗がおかしい時は見積もりを疑う

アジャイルで、特段の理由もなく進捗が悪い、スループットが安定しないといった場合はストーリーポイントの見積もりが間違っている可能性があります。

ストーリーポイントの見積りが誤っていたり、精度が低いと、それを元に算出される結果もおかしくなるというわけです。

対策としては、見積りをやり直したり、見積りの制度をあげるトレーニングが必要になります。

最後に

問題をたくさん解いていて、「これってこうだよね」というパターンが見えてきたので、記事にしてみたのですが、改めて読み返すと、ただの常識だなと思える部分もあります。(^^;;

ただ、私が問題を解く上で重要なポイントだと思った部分であることは間違いありません。

この記事が、PMPを受験される方の役に立つと嬉しいです。

以上、ありがとうございました。