28歳から朝活をスタートし、朝活歴が10年を超えたはずけいです。
皆さんは朝活をやっているでしょうか?
わたしは情報処理技術者試験の勉強をするために朝活をスタートしました。
今では朝活の凄さに気づきやめられなくなってしまいました。
朝活はどうしても達成したい目標がある方、人生を変えたいと燃えている方は絶対にやるべきだと思います。
この記事では、朝活を続けてみてわたしが思ったこと、早起きのテクニックなどを全て書きました。
朝活に興味がある方、朝活をやりたいがうまく行かない方はぜひ読んでください。
朝活による成果

わたしが朝活によって達成した成果についてお伝えします。
わたしは朝活によって高度情報処理技術者試験7つに合格することができました。
高度情報処理技術者試験とは情報系の難関国家資格のことで合格したのは以下7つです。
- セキュリティスペシャリスト試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- システムアーキテクト試験
- データベーススペシャリスト試験
- プロジェクトマネージャ試験
- ITストラテジスト試験
- システム監査着技術者試験
わたしは人より頭が良いわけではなく、これだけの試験に合格できたのは朝活による積み上げの成果だと断言できます。
過去に戻って朝活を封印して同じように合格してみろと言われたら絶望します。多分無理です。
朝活のメリット

次にわたしが感じた朝活のメリット3つについてお伝えします。
メリット1、何をやるにも効果が高い
とにかく朝は作業効率がめちゃくちゃ高い、最大のメリットはここにあります。
朝は頭がリセットされて一番元気な状態です。
しかも朝は静かで作業を中断する要因がほとんど発生しないので、ひたすら集中できます。
作業効率は他の時間の2倍は確実にあると思います。
1時間勉強をすれば、夜2時間勉強した時と同じ効果があるわけです。
すごいことだと思います。
メリット2、心の支えになる
メリットの2つ目は朝活が心の支えになるということです。
誰でも仕事がうまく行かず落ち込んだり、将来への漠然とした不安を感じることもあるかと思います。(わたしも毎日のように打ちのめされています。)
朝活は毎日小さな成功を積み上げる行為です。
朝イチで自分にとって本当に大切なことが完了していて、それを毎日続けているということはとても心強い気持ちにさせてくれます。
メリット3、子供も将来朝活するようになるかも
メリットの3つ目は子供に与える影響です。
わたしの実家は農家で、祖父も父も朝4時くらいから畑仕事をしていました。
そんな2人を見て育ち、いつか自分も朝早くから仕事をするような気がしていました。
現在はその通りになったなと思っています。
朝活のデメリット

朝活をやるデメリットについても考えてみました。
強いてあげるとすれば「寝るのが遅くなるのがストレスになる」ということです。
寝るのが11時以降になると翌日に起きるのが辛くなったり、起きられなかったりします。
今まで楽しみにしていた金曜ロードショーなどは見なくなりましたし、飲み会なども二次会は行かなくなりました。
朝活で大切なこと3つ

朝活を続けるために大切だと思うことを3つ紹介します。
願望の力を利用する
今までギリギリまで寝ていた人が、急に早く起きて朝活するのは大変なことです。
なにか「これをやりたい!」という強い気持ちが必要です。
ただ資格を取りたい、効率よく勉強したいといったレベルでは弱いです。
強い願望が必要です。
睡眠欲はとても強いので、それに打ち勝つためにより強い願望の力で対抗するのです。
わたしは資格取得という明確な目的のために朝活を始めました。
つらい早起きを続けることができたのは、資格取得という目的の裏に「報奨金が欲しい」「みんなにすごいと思われたい」という願望があったからでした。
逆に言うと、メラメラと燃えるような気持ちあれば明確な目的がなくても大丈夫です。
朝活で何をやるか考えればいいのです。
継続して効果を最大化しよう
大切なことの2つ目は継続して効果を最大化するということです。
何か成果を求める場合、継続するということが重要なポイントになります。
作業や勉強をやっていない時間も頭はどこかでそのことを考えています。
1日休めば1日分、2日休めば2日分、思い出す時間が必要になりその分効率が落ちます。
毎日やることで毎回昨日の続きからという一番効率的な状態を継続できます。
狙った時間に起きられなかった場合、失敗したとあきらめるのではなく15分でもいいから朝活できないか考えましょう。
たった15分でもコンボを繋ぐことには大きな意味があります。
必ず毎日やらなければいけないということはありません、継続することの効果を頭に入れつつ自分に合った計画を立ててみてください。
ちなみにわたしが20代のころは、資格の勉強を試験前3ヶ月間だけやる、土日は休むというルールでやっていました。
できなくても自分を責めない、あきらめない
大切なことの3つ目はできなくても自分を責めない、あきらめないということです。
朝寝坊して起きられなかった。
自分で決意して始めたことなのにできなかったら落ち込んでしまうと思います。
1日ならまだしも3日間サボってしまった。1ヶ月間ずっとやっていない。
自分には無理だとあきらめたくなってしまいますよね。
でも、気にする必要はありません。
1日休んでも少し効率が落ちるだけです。1ヶ月やっていないのであればまた1から始めればいいだけです。
大切なのはあきらめないことです。
あきらめなければ何度でも挑戦できます。いつかはできるようになります。
あと、体調が悪い場合は無理せず休みましょう。
朝どうしても起きられない方へ

早起きが苦手だという方のために、わたしが実際にやって効果があった方法をいくつかご紹介します。
早寝早起きのリズムを作る
早起きの最大のコツは早く寝ることです。
例えば、9時に寝ることができればわたしの場合、朝4時には目覚ましなしで自然と目が覚めます。
そんなに早く寝られないよと思いますよね。
その場合は1日無理をします。
1日だけ無理矢理頑張って朝4時に起きるのです。
そうするとその日は1日中眠くなり、夜は倒れ込むように早い時間に寝ることができます。
無理をして眠くて仕方ない状態を作る⇨ありえないくらい早く寝る⇨朝早く目が覚めるという方法です。
1日だけ早く起きても意味がないのでそこは注意してください。
大切なのは早寝早起きのリズムを作ることです。
目が覚めたら布団から転がり出る
どうしても起きられない場合、目覚ましを止めると同時に布団から転がり出て床に寝るという方法があります。
この方法はわたしが朝活を始めたばかりの頃によくやっていました。
目覚ましで一度起きるのですが、どうしても二度寝してしまうのでその対策で考えた方法です。
「硬い床の上でも寝られるくらい眠いのならもう二度寝してもいいよ」と自分を許すことにしました。
実際やってみると、冬の場合は硬い床に加えて寒いのでほぼ100%起きられます。
暖かい時期でも8割くらいは二度寝せずに起きることができました。
布団の中で体を動かす
布団の中で二度寝に抵抗する方法もあります。
布団の中で、しばらく手をニギニギします。
それが無理なら目をキョロキョロさせます。
自分が今できる最大限の方法で体を動かし2度寝に抵抗するのがポイントです。
この方法はお手軽であるかわりに効果は低く、そのまま二度寝してしまう確率が高いです。
ある程度朝活になれてきた方におすすめです。
1時間早く出社する
会社に1時間早く出社するというのはとてもお勧めの方法です。
朝起きるのが苦手という方も、会社には遅刻せずに行くのではないでしょうか。
自分ルールでこの出社時間を1時間早めて、仕事が始まる前の1時間で勉強するのです。
1時間始業時間が早まったとなれば、朝起きる時間も1時間早くする必要があるはずです。
寝る時間も1時間早くして、自分の生活リズムを1時間前倒しするイメージを持つとうまくいきます。
目覚ましアプリを活用する
目覚ましアプリの活用もお勧めです。
アプリは枕元に置いて睡眠の深さを検知する機能がついたものを利用してください。
アラームのなる時間の範囲を指定すると、その範囲の中で一番眠りの浅い時間に起こしてくれます。
無理矢理起こされた不快感がないので、二度寝する確率がグッと下がります。
わたしはiPhoneの「Sleep Meister」を使っています。
とても優秀なのですが、目覚ましを止めるときに広告をクリックさせようとするのがあまり好きではありません。
睡眠時間が足りていない方には昼寝がお勧め
睡眠時間が足りておらず、朝起きても眠いという方には昼寝がお勧めです。
寝不足で眠くてどうしようもないときでも昼寝を20分するだけでスッキリ回復します。
体感ですが、昼寝20分は夜の睡眠時間を1時間プラスする以上の効果があります。
昼に夢を見るくらい眠ると、朝起きた時と同じような感覚になります。
午後はプチ朝活状態になって、作業効率もアップします。
メリットを考えると昼寝は全ての人にお勧めできる習慣ですね。
仕事が忙しすぎる場合は転職を考えよう
仕事が多すぎて朝活できないという方は転職を検討してみましょう。
朝活したいという強い意志があれば、夜遅くなる飲み会を控えたり、ゲームやテレビを見て夜更かしするということはセーブできるかと思います。
仕事や家庭の事情など自分の意思ではどうにもならないこともあるかと思います。
もし、仕事が多すぎて朝活ができない状態になっている方は即刻転職を検討しましょう。
わたしがここまで朝活を続けてこられたのは残業がほとんどなく時間に余裕があったからです。
帰宅が夜の10時過ぎになっているような状態で朝活をするのはどうしても無理があります。
一つの会社で勤め上げれば一生安泰という時代は終了し、自分のライフスタイルに合わせて転職するのは普通のことになっています。
転職する場合は、大手の転職エージェントを活用するのがお勧めです。
わたしはリクナビネクストのエージェントさんにお世話になったのですが、とても親切に面倒を見てくれました。
結局何社か面接を受けて、転職せずに終わってしまったのですが、嫌味を言われることもありませんでした。
最後に

わたしは20代の頃はもがき苦しみ工夫して、なんとか朝活の恩恵を得ることができました。
35歳には、9時に寝て4時に起きるという生活リズムができました。
目覚ましもなく自然にスッキリと目が覚め、朝の2時間を有意義に過ごす事ができるようになりました。
37歳の時、子供が生まれて事情が変わりました。
子供の夜泣きで夜中に起きなければならなかかったり、夜はなかなか寝ない子供に付き合って11時過ぎに就寝することもしばしばありました。
確立した理想の生活リズムは崩れ去り、朝は起きるのが辛くなり決まった時間に起きられなくなってしまいました。
朝活の時間は大幅に減ってしまいましたが、わたしは「15分でも」と思って朝活を継続し、難関資格(システム監査技術者試験)に合格することができました。
「なにかを成し遂げたい」と思う限り、この先もわたしは朝活の力を利用し続けるはずです。
もしよかったら、皆さんも朝活の力を活用してみてはいかがでしょうか。
以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。