わたしと情報処理

「情報処理技術者試験に意味はない」高度試験に8つ合格したわたしが考える理由

こんにちは、はずけいです。私はこれまでに情報処理技術者試験に20回以上挑戦し、8つの高度情報処理を取得してきました。

情報処理技術者試験の取得に「意味があるのか、ないのか」と言う議論はよく話題になります。

後輩から同じ質問を受けたら、私は「意味はある」と答えるでしょう。

それは、わたし自身が実際にメリットを感じたことと同時に、自分が多くの時間を使って頑張ってきたことを否定されたくないという気持ちが強いです。

一方で、資格取得に「意味がない」と主張する人々の意見にも一理あります。実際、私自身もそう思うことがあります。

今回は、基本情報処理技術者、応用情報処理技術者に加え8つの高度情報処理の資格を持つわたしが、あえて「情報処理技術者試験に意味がない」という立場を取り、その理由を深掘りしてみたいと思います。

私が何か商品を購入する際、良い口コミよりも悪い口コミの方が参考になることが多いです。

同様に、資格取得には多くの時間と労力が必要です。その貴重な時間を無駄にしないためにも、この記事を読んでいただければと思います。

情報処理技術者試験のメリット

まずは、わたしが感じたメリットについて列挙します。

  1. 技術水準の証明: 資格取得により、自分が一定の技術水準に達していることを証明でき、自信にもつながります。
  2. 資格報奨金: 合格時に一時金がもらえ、毎月の給料に資格手当が支給されることがあります。
  3. 評価の向上: 上司からの評価が上がることが期待できます。
  4. 転職市場での有利さ: 資格を持っていることが転職時に有利に働くことがあります。
  5. 業務への応用: 資格で学習した知識が実際の業務で役立つことがあります。
  6. 学習習慣の養成: 資格取得の過程で学習する習慣が身につきます。

情報処理技術者試験には意味がない

次は、情報処理技術者試験には意味がないと思う理由について記載します。

過大評価されている

「〇〇スペシャリスト」と聞くといかにも、その道の専門家の様ですが、実は資格を取得しただけでは全く専門家にはなれません。

「その分野について学習を行い、基礎的な知識を習得した人」程度がせいぜいです。

しかし、その資格を持っていることで周りの期待値は上がります。

資格を持っているのだからこのくらい知っていて当然、こんなこともできるはずだ、と思われがちですが、実際はそんなことはありません。

スペシャリストという名前の資格を取得しても、実質的にはスペシャリストではない、これが真実です。

資格と実務は別物

対象の資格を持っていても、いきなりその仕事ができるわけではありません。

例えばわたしはネットワークスペシャリストの資格を持っていますが、ネットワークスペシャリストの仕事はできません。

業務で使う知識は、業務をやることでしか身につきません。

これは野球で例えると、ルールや、ピッチング、バッティングに関する知識がいくらあっても、実際に野球ができるわけではないと言うことと同じです。

その反対に、資格がなくても実務はできます。

実際にわたしが、今まで一緒に働いてきてすごいと思った人たちは、情報処理の資格を持っていない人が数多くいました。

「資格があるかどうか」と「仕事ができるかどうか」は関連性がありません。

実はあまり業務の役に立たない

情報処理技術者試験で学習したことが実務で役に立った。

わたしも実際に言っていることですが、実はその頻度は非常に低いです。

これだけ資格を取得したわたしでさえ、学習したことが実務で役に立ったと感じるのは年に数回程度です。(もしかすると自分の気がつかないところで助けてくれているのかもしれませんが。)

知識の忘却

せっかく知識を習得しても使わなければ忘れてしまいます。

数ヶ月間、その知識を使わなければ、学習する前とほとんど同じ状態に戻ってしまうでしょう。

実際にわたしも、ほとんどの知識を忘れてしまっています。

最新の技術は身につかない

最新の技術はどんどん進歩していきますが、高度情報処理技術者試験はそのスピードについていけていません。

昔からある技術については学習できても、最新の技術や動向については取りこぼす可能性が高いです。

最後に

人生の多くの時間を、情報処理技術者試験の学習に捧げてきたわたしが、あえて資格取得に意味はないと思う理由について書かせていただきました。

情報処理技術者試験に意味があるのかないのか、この議論は結局のところ、資格の取得に使った時間と労力がそのリターンに見合うかどうかという話になります。

私の結論として、もし自分が情熱を持って取り組みたいことがあり、それが自分のキャリアや将来に役立つものであるならば、資格の学習に時間を費やすよりも、その活動に集中するべきだと思います。

もし、そう言ったものがなく、何か将来のためになることをやりたいということであれば、情報処理技術者試験は非常におすすめです。

資格取得という明確な目標は、あなたを一段ステップアップさせてくれるでしょう。

以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。みなさんのご活躍をお祈りしています。