はじめまして、「はずけい」と申します。38歳のシステムエンジニアで、これまでに15年のキャリアを積み重ね、様々なIT関連資格を取得してきました。今回は、IT業界で働く20代〜30代の皆さんに向けて、ITストラテジスト試験への挑戦に役立つ学習方法を紹介したいと思います。私が2回目の挑戦で合格した経験をもとに、効率的に学習するポイントや試験のコツをお伝えします。
ITストラテジスト試験の概要と魅力
私の個人的な考えでは、ITストラテジストは高度情報処理資格の中で最も文系寄りだと感じられ、システム開発の目的やねらいといった観点が重要だと思います。
また、マーケティングや経営戦略、財務などの知識も求められるため、幅広いスキルが必要です。
人気が高く、最難関かつ花形資格の一つとされていることから、IT業界でのキャリアアップに大変役立つと思われます。
私が実践した効率的な学習方法
私がITストラテジスト試験に合格した際の学習時間は89時間でした。
まず、テキストを10時間程度でざっと読み、その後は過去問を使って学習しました。
毎朝1時間ずつ学習し、過去問3年分を2週しました。
※午前1問題は免除のため飛ばしました。また、午後1の問4と午後2の問3は組み込み系の問題が毎回出題されます。私の場合、組み込み系の問題は選択しないものと決めて学習対象から外しました。
朝の時間だけで勉強し、毎日続けることがポイントです。
【おすすめの参考書】
合格への近道として、おすすめの参考書を紹介します。『ALL IN ONE オールインワン パーフェクトマスター ITストラテジスト 』は、網羅的な内容で試験対策に最適です。ぜひチェックしてみてください。
【おすすめの問題集】
徹底解説 ITストラテジスト 本試験問題 (本試験問題シリーズ)
午前2の勉強ポイント
午前2では、回答を見てわかった気にならず、掘り下げて調べることが大切です。正解以外の選択肢でもわからない用語があれば都度調べ、学んだことはブログにメモしておくと効果的です。この方法で、理解が深まり、知識の定着につながります。
午後2の論文対策のポイント
開発メインの仕事をしている方は、論文のネタに悩むことがあるかもしれません。過去のプロジェクトでシステムを発注する側の立場に立って考えると、論文ネタが見つかりやすくなります。自分の仕事経験を元にしたリアルな論文が、評価されるポイントとなります。
私の場合、企画チームと仕事をした経験が論文ネタに役立ちました。時間配分の目安は、構想30分、設問ア20分、設問イ40分、設問ウ30分くらいです。
まとめ:ITストラテジスト試験合格への道
ITストラテジスト試験に合格するためには、効率的な学習法と試験対策が欠かせません。私が実践した方法を参考に、朝の1時間を活用し、過去問を中心に学習しましょう。また、午前2と午後2の勉強ポイントを押さえて、知識を深め、論文対策もしっかり行いましょう。
皆さんの成功を心から応援しています!